Tuesday, April 7, 2009
現代社会の伝統文化
科学技術と経済の発展が続く今、伝統文化はまだ必要か。もし伝統文化がまだ社会にとって大切なものなら、どうやって伝統文化を守るか。私たちは最初に伝統文化を守らなければならないと思ったが、この問題を研究し進めて、「これは普通に思うよりもっと複雑な問題だ」ということがわかる。しかし、伝統文化の問題を解決するために、特に経済と国際化という要点を二つ考える方がいいと思う。
現在社会には伝統文化を守るのと経済発展は反対の方向に向かっていると考えている人が多い。「新しいオフィスビルのために、伝統の建物を倒さなければ経済を発展し続けることができない」と考える人が多い。しかし、実は時々伝統文化は経済発展に有利だ。常々外国と本国の会社は投資をする前に、投資を入れる地域の歴史や文化について現地調査しなければならない。自国も歴史文化を守るために、いろいろな規制と条例を定める。
今いろいろな国は旅行経済の開発のために、伝統文化をまもっている。例えば、カンボジアと日本は「文化旅行」をしている。カンボジアへ行く日本人と日本へいくカンボジア人はお互いの伝統と民族の文化を習う。その「文化旅行」が始まった後で、旅行事業が15億ドルを獲得した。
旅行事業以外の経済と文化の関係もある。販売と市場の企画も地域の伝統の文化によって違う。例えば、お祭りとか伝統の祝日といった特別な地域の伝統文化を探して、違う資金計画をする。会社はたくさん伝統の祝日を利用して、製品の売れ行きを増やす。国際化が続いている今の社会に外国の製品を輸入している。先進科学がある外国で作った製品を本国の市場に輸入して、本国の伝統の服装やお茶を植えるのや芸術品といった伝統の産業を害すつもりです。先進科学で作ることが効率的だ一方、民間企業が効率的じゃなくて、だんだんなくなりそうだ。生産効率がもっと増えるがいいと考えている人がいる。伝統の産業がなくなることが悪いと考えている人もいる。社会発展と伝統と守ることのバランスに達することが複雑だ。
人々は伝統文化が経済発展を緩めると思うとき、伝統文化の役割も考えたほうがいい。伝統文化を利用して、開発環境や経済環境や市場環境といった社会のことを分かることは、経済発展に欠かせないだろう。それに、「経済に有利で価値がある伝統文化だけを守ればいい」と思う人もいる。しかし、どうやって価値がある伝統文化を決めるか。人によって、答えは違うだろう。例えば、UNESCOが世界文化遺産を選んだ時、いろいろな意見をもらって、困ったのだ。特に、2006年から2007年7月まで、世界中の人々はUNESCOに行われた「新・世界七不思議」( HYPERLINK "http://www.new7wonders.com/classic/en/n7w/results/" http://www.new7wonders.com/classic/en/n7w/results/)という投票について、様々な話をした。たいてい、自分の国と町の文化を応援した人が多かった。例えば、日本には「清水寺に投票して」という呼びがたくさんあった。長い時間がたったが、関わるページはまだネットにある:
=日本について
HYPERLINK "http://society6.2ch.net/test/read.cgi/ruins/1161861076/" http://society6.2ch.net/test/read.cgi/ruins/1161861076/
HYPERLINK "http://blogs.yahoo.co.jp/hyknh256/43998276.html" http://blogs.yahoo.co.jp/hyknh256/43998276.html
HYPERLINK "http://syoindo.noblog.net/blog/l/10364890.writeback" http://syoindo.noblog.net/blog/l/10364890.writeback
HYPERLINK "http://perulascamelias.blog49.fc2.com/blog-entry-186.html" http://perulascamelias.blog49.fc2.com/blog-entry-186.html
HYPERLINK "http://plaza.rakuten.co.jp/janjee/diary/200706300000/" http://plaza.rakuten.co.jp/janjee/diary/200706300000/
=印度について
HYPERLINK "http://www.quickonlinetips.com/archives/2006/10/vote-for-new-7-wonders-of-the-world-vote-for-taj-mahal/" http://www.quickonlinetips.com/archives/2006/10/vote-for-new-7-wonders-of-the-world-vote-for-taj-mahal/
=フェリピンについて
HYPERLINK "http://www.blogcatalog.com/group/new-7-wonders-of-nature-vote-for-the-philippines" http://www.blogcatalog.com/group/new-7-wonders-of-nature-vote-for-the-philippines
=バングラデシュについて
HYPERLINK "http://www.groundreport.com/Media_and_Tech/BRAC-University-collects-vote-for-Bangladesh-in-Ne" http://www.groundreport.com/Media_and_Tech/BRAC-University-collects-vote-for-Bangladesh-in-Ne
投票の結果が出た時、世界中のたくさん人は不満な顔をした。この三つのYOUTUBEビデオのコメントを見たら、それが分かる:
HYPERLINK "http://www.youtube.com/watch?v=Zte_b_kXzJA" http://www.youtube.com/watch?v=Zte_b_kXzJA
HYPERLINK "http://www.youtube.com/watch?v=tQBTz_0iazM" http://www.youtube.com/watch?v=tQBTz_0iazM
HYPERLINK "http://www.youtube.com/watch?v=l2Uqi5DWPLs" http://www.youtube.com/watch?v=l2Uqi5DWPLs
ところで、今でも、日本で大人気なウェブサイト「2ch」の「世界遺産@2ch掲示板」( HYPERLINK "http://society6.2ch.net/ruins/" http://society6.2ch.net/ruins/)で、文化の価値と大切さが人によって異なることが見える。
さらに、経済の舞台が国際化しており、伝統文化も国際化の問題に直面している。その一つは、英語文化はいま勢いがあり、アジアなどの国には西洋化とか「英語化」といった問題がある。確かに、英語が使われている国と協力や交流などをするために、英語と英語文化を習わなくてはいけない。しかし、そのための文化的独自性がだんだんなくなる代価についても考えなくてはならない。基準と尺度はどうか。そして、国際的な移住が移民と移民の子供のアイデンティティーが不確定という問題を引き起こす。移民と移民の子供にとって、どの国の文化が「伝統文化」だろうか。移民の子供は選択があるか。これも伝統文化を守ることについて問題の要点だ。
「現代社会の伝統文化」は文化の問題だけではない。経済と関係し、国と民族の文化的独自性と関わる、複雑な問題だ。皆はこの問題を考える時、経済と国際化についても考えなくてはいかないだろう。そのほか、「伝統文化を必ず守る」と思う人は今たくさんがいるが、伝統文化の形式だけを守っており、魂がない時も多い。例えば、みんなはいろいろな祭りのことを知っているが、祭りの本当の意味が分かるか。これも厳しい問題だ。現代社会の伝統文化という問題の解決へ、長い道を歩かなければならなさそうだ。
私たちはこの問題を研究し続けるつもりだから、一緒に考えてみましょうか。よろしければ、「現代社会の伝統文化」について皆さんのご意見を聞かせてください。よろしくお願いします。
フェイ
ショウイ
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10 comments:
伝統文化を守ることは重要だという考えは多くの人が持っていると思います。そして、古くからの伝統や技術が守られて受け継がれていくことを願っているでしょう。だた、実際に伝統文化を守るために何をするか、何ができるかということを考えたときには、やはり効率や利便性を選択してしまうことが多いような気がします。
最近見たテレビドラマの中で、ある和菓子屋さんが昔ながらの手作りにこだわってお菓子作りをしていたのですが、経営がうまくいかず、機械を導入して効率化とコストダウンを図ることを決意する、という場面がありました。このように、厳しい現実を目の前にしたとき、経営者は利益と伝統とを秤にかけなければならないことも多いです。これは経営者だけの問題ではなく、安さを求めるあまり伝統の物の価値を正当に評価しない消費者の側の問題でもあります。
経済性、効率、利便性など人々が求める物は必ずしも伝統文化と相容れるものではないことが多い中、そのギャップを埋めていく努力をしない限り、伝統を守るということは難しいのではないかと思います。
日本の伝統的なスポーツとして相撲があります。若者たちが昔のように相撲に憧れを抱かなくなり、力士になる日本人が減りました。そこで日本の相撲協会(多分・・)は、外国人力士を積極的に呼び寄せました。今の相撲界で横綱は全て外国人です。そして、積極的に海外興行なども行うことで、日本の相撲はまだ人気を保っています。
一方、韓国にはシルムというスポーツがあります。伝統を守るため外国人を受け入れなかったかどうかはわからないのですが、現代社会に合わせた対策を行わなかったために魅力を失い、人気も落ちてしまっていると聞きました。
このように、伝統文化を現代社会で守ろうとするときには、元々あった形を変えながら、今の時代とニーズに合う形にする必要があると思います。資本主義社会の現代では、お金のあるところに人が集まります。協賛会社にとって魅力があり守る価値があると思わせること、人々にもおもしろそうだと思わせること、寂しい現実ですが、このような前提で伝統文化は守られていくと思います。
もちろんそのような形でなく、経済の絡まないところで守られる伝統文化もあると思いますが、そのためには利益を考えずに本当に守りたいと思う人々の力が必要であり、そのようなことができる現代の若者は少ないのではないかと思います。
現代社会において経済性を無視することはできないことを考えると、伝統文化と経済性をどう統合するかを考えるのが一番適切ではないかと思います。
近年、都市の開発計画において、その都市固有の歴史や文化を生かす「文化政策による都市再生事業」という動きがあります。
たとえば、再開発される予定にある古い街に、その都市の特性や歴史を表わす芸術品や壁画、建物などを設置し、都市自体を文化複合体として変えるのです。
そこに真の伝統文化の魂たるものがあるかどうかは、また検討しなければならない問題ですが、いかに事業者の利益と伝統文化の死守を同じ方向に持っていくかを考えると、これも一つの方法になりえるかと思います。
そもそも「伝統文化を守る」って、一体どういうことなんでしょうね。いろいろな意味で「昔のままの姿を残す」事なんでしょうか。
物事は常に変化し続け、同じ日本人の国民性も日々変わってきています。それでいてまったく変わらないところもあって、その複雑な変化のなか、「伝統を守ってゆく」と言うのは、どんな意味があって、何をすることなのか、を考えるのも難しいですね。
一番最初のドラフトのときとは
うってかわり、伝統文化を
二つの視点に絞ることにより、
とてもわかりやすくて読みやすい
ポストに仕上がりましたね。
文教大学の学生たちと話し合った
ことも折り込まれていてとっても
よかったと思います。
どの文章にも無駄がなく、
読み進めているうちに
色々なことを考えさせられました!
特に、「経済に有利で価値がある伝統文化
だけを守ればいい」という意見に関しては
とても的を得ているような気がしました。
純粋に心から伝統文化が好きで大事に
していきたいおもいがあるひとと、
目先の利益ばかりを追うひと、
表面的にはどちらのタイプのひとも
伝統文化を大事にしているように
見えるのが現実です。
ショウイさんとフェイさんは
どちらのタイプのひとたちが
伝統文化を守ることに力を注いでいるように
見えますか?
私は、経済面で考えると、残念なことに、
どうしても後者のほうが世間から賞賛を
浴びているように思えます。
伝統と革新(新しいものへ変わっていくこと)の間の緊張関係(tension)は難しいですが、考える価値のある(worth thinking)問題だと思います。ショウイさんとフェイさん、二人でいろいろ議論(discuss)したのでしょうか。よく考えられていたと思います。
この問題についてもっと考えるのでしたら、坂口安吾(さかぐち・あんご)の「日本文化私観」を読んでみたらどうでしょうか。ちょっとむずかしいかもしれませんが、とてもおもしろいですよ。
ふくとみさん、コメントをありがとうございました。
確かに、今は経済を中心にしている世界ですから、経営者にとって効率と利益は大切です。しかし、消費者がどちらを選ぶか個人の価値観によって異なると思います。もし消費者が手作りのお菓子と機械で作ったお菓子が違うことが分かるなら、そして手作りのお菓子はもっと価値があっていいことと信じれば、伝統なお菓子は機械で作ったお菓子よりもっと利益があるかもしれません。それから、経済性を求める今の世界もそうやって伝統文化を守れます。やはり、伝統文化を守るために、最も重要なのは人々の価値観だと思います。
>> ななさん、コメントをありがとうございました。
そうですね。昔の文化を守るために、今の時代のニーズに合う形にすることは必要ですね。今国際な交流が多いですから、世界中で自分の国の伝統文化を宣伝すれば、もっと国際な注意をもらえるかもしれません。それに、その文化を守れます。
ななさんとふくとみさんは二人ともに人々が経済の利益を求めていることを話しましたね。私たちはこの問題を解決するため、二つの道があると思います:(1)自分が人々のニーズと興味に合うように変わります。例えば、効率と利便性のとめに、機械を導入することです。伝統文化の革新ということです。(2)人々の価値観を変えます。もしみんなも伝統文化が大切な価値があると思って、骨董品を買うようにいろいろな伝統の物を買いたい(見たい)、そのものは時代に生き続くと思います。
でも、どの解決でも経済利益を中心にしますね。利益を考えずに本当に伝統文化を守りたいと思う人々はたいてい研究者とか先生とか経済利益と関わらない人と思います。それに、お金の力やはりは強いですから、二つのタイプの人も必要かもしれません。
フェイさんとショウイさんのブログは、本当によく考えられていますね。たくさんの資料や証拠が集められていて、説得的(Persuasive)です。素晴らしいと思います。
私は奈良県の出身で、奈良県というのは、日本で、歴史の古いまちです。ある学者がいうには、日本は、昔は邪馬台国(やまたいこく)と言う名前で、それは奈良県にあったので、日本の歴史は奈良県から始まったという人がいます。
このため、奈良県にはたくさんのお寺や神社、博物館などがあります。私はいつもそれらを楽しんでいます。しかし、その一方で、奈良県は、あまり豊かではありません。
歴史的な建造物をまもるために、高い建物を建てることは禁止されていますし、地面をほれば貴重なものがでてくるかもしれませんので、勝手に掘ってはいけません。これまでのコメントでもありましたが、伝統文化を守るためには、私たちは、便利で豊かな生活を犠牲にしなければならないかもしれません。
でも、奈良県の人たちは、奈良県の暮らしを楽しんでいます。私もときどきは、「めんどうだなー」と思う時はあるけれども、古い文化やまちに囲まれた生活もよいですよ。
ですから、ショウイさんのいうとおり、二つのタイプの人が必要かもしれませんね。
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